子ども8人の大家族
田代
今、お子さんは8人ですよね。
水口氏
はい、8人います。
田代
休日はどのように過ごされているのですか?
水口氏
子どもの年齢によって過ごし方は変わりますね。一番上の子が23歳で、下の子が4歳なんです。
上の子たちは中学校、高校、大学で部活やサークルなどがありますので、あまり一緒に出かけてくれなくなってきました。一緒に出かけるよと言っても、ついてきてくれるのが3人か4人くらいなんです。

田代
それでも多いですよね。
水口氏
8人きょうだいを育ててきた身からすると、3人、4人だと半分です。これは本当に寂しいですね。
田代
小さいお子さんと一緒にどこか出かけるのですか。
水口氏
もともと家族旅行にも定量目標が欲しいと思っていて、全国の鉄道に乗る、というのをやっていました。47都道府県の鉄道には終点から終点まで全部乗りました。
田代
定量目標を家庭にも設置するのが、水口さんらしいですね。
水口氏
たしかにそうですね(笑)。
今は、モバイルファクトリー(3912)さんがやっている「駅メモ!」というアプリで、全国の駅にチェックインする、というのをやっています。全国に約9,400駅くらいある中、残りが多分2,000駅くらいです。
土日は仕事をしない
田代
ということは、土日、仕事をしないのですか。
水口氏
仕事をしてそうに見えるのかもしれないですが、比較的していないです。
もともと創業のきっかけは、家族を養うためでしたので(笑)。

土日くらいは子どもたちと過ごす、という考えがベースにあります。ですから、土曜日の朝7時くらいに飛行機乗って、子ども3人を連れて、地方を2日かけて回ったりしています。
東京に戻ってくるのは、日曜日の夜ですね。
もちろん物理的には仕事をしていなくても、常に今後の事業を考えていますし、今後の戦略から翌週の段取り、その他各社の各事業で気になる点などがあれば、社内ツールやメールで指示や確認を送ったりというのは移動中もやっています。
田代
それがだいたい土日の過ごし方なんですね。
水口氏
そうですね。
最近は「テクテクライフ」という地図アプリも始めましたよ。
田代
あ、全国の地図を塗りつぶすやつですよね。
水口氏
そうです。
住所の区画を全部塗りつぶすアプリです。まだ始めて1カ月くらいなので、まだまだこれからなんですけど。
田代
車で通っても塗れるんですか。
水口氏
車でも大丈夫なんですが、自分は自動車免許を持っていないんです。だからどのようにして攻略するか思案しているんです。自転車を活用するしかないかな。
幼少期と読書体験
田代
幼少期も、定量目標を立てるのが好きだったんですか。
水口氏
結構好きでしたね(笑)。
小学校5年生の時、担任の先生が「本を1万ページ読んだらドーナツ食べ放題、3万ページ読んだら回転寿司食べ放題」という目標を作っていました。当時、食いしん坊だった水口少年は「よっしゃ」と気合入れて、1年間でしっかり3万ページ分の本を読みました。
田代
その目標設定も面白いですが、根本的に本が好きじゃないとなかなか難しい目標ですよね。
水口氏
そうですね。本を読むのは好きでした。特に日本の歴史が好きで、歴史の本を主に読んでいました。
田代
私も歴史は大好きです。
どんな本を読んでいましたか。
水口氏
山岡荘八の『徳川家康』とかですね。全部で26巻ありました。これは、小学校6年生か中学1年生くらいの時に読んでいました。司馬遼太郎とかもこの頃です。
あとよく読んでいたのはSF小説系です。全130巻の『グイン・サーガ』を読んでいました。残念ながら完結前に作者が亡くなってしまった作品です。
ドイツのSF小説で『ペリー・ローダン』も読んでいました。多くの作家によって引き継がれたので、たしか3,000巻ぐらいまで出ているんですよね。忙しくなり200巻手前くらいで読むのをやめてしまい、最近は追いかけていないです。
『グイン・サーガ』、『ペリー・ローダン』は父の本棚にあったのがきっかけで、読むようになったものです。
田代
長い小説が好きなのは、読み終わらないからですか。
水口氏
そうです。
読み終わると、退屈が始まるじゃないですか。だから長いやつの方が、より長くコンテンツを楽しめる。飽きっぽいだけなんですけどね。
田代
さきほどの駅や本の話で思ったのですが、コンプリート欲は強いですか。
水口氏
強いですね。
駅のチェックインをなぜやっているかと言われたら、ただ全ての駅にチェックインしたいだけです。自己満足です。株をなぜ持っているかと言われたら、ただ全部持っていると言いたいからです。
時価総額50億円以下の銘柄を全部買う、みたいなこともやっています。さすがに、AIで時価総額を確認して、購入する水準に落ちてきた銘柄を買う、というのは最近できていないですけど。

